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汗包(かんぽう)とあせも(汗疹:かんしん)の違い

汗包(かんぽう)とあせも(汗疹:かんしん)は、どちらも汗に関係する皮膚のトラブルですが、原因や症状、治療法に違いがあります。わかりやすく解説します。

【原因】
  汗包は、汗腺(汗を出す管)が詰まることで汗が皮膚の下にたまることが
  原因です。特にエクリン汗腺(体温調節をする汗腺)が関与します。
【症状】
  • 透明で小さな水ぶくれができる
  • 初期のかゆみは少ないが、かいて水ぶくれが破れるとかゆみが増し
    更にかゆくなる。
  • ピリピリした違和感を感じることもある
  • 手のひら、足の裏にできやすい
【原因となる環境】
  • 多汗症の人
  • 高温多湿の環境
  • 汗をかいた後、すぐに乾かない状態が続く
【治療法】
  • 自然治癒することが多い
  • 汗をこまめに拭き、乾燥させる
  • 重症の場合、皮膚科でステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬を
    処方されることもある
【原因】
  あせもは、汗腺の出口が詰まり、汗が皮膚の中にたまって炎症を
  起こすことで発生します。特に暑い季節や運動後など、汗をたくさん
  かく状況でよく見られます。
【種類と症状】
  • 紅色汗疹(こうしょくかんしん):
  • 赤いプツプツした発疹
  • かゆみが強い(時にヒリヒリすることも)
  • 首、背中、肘の内側、膝の裏、脇などにできやすい
  • 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん):
  • 透明で小さな水ぶくれ(汗包と見た目が似ている)
  • かゆみはほとんどない
  • 数日で自然に消えることが多い
【原因となる環境】
  • 汗をかいた後、皮膚が蒸れたままになる
  • 高温多湿な環境
  • 服の摩擦などで汗腺が詰まる
【治療法】
  • 汗をしっかり拭く、通気性の良い服を着る
  • 冷やして炎症を抑える
  • かゆみが強い場合は市販のかゆみ止めや抗ヒスタミン薬を使う
  • 炎症がひどいときは皮膚科でステロイド外用薬を処方されることもある
特徴汗包(かんぽう)あせも(汗疹:かんしん)
原因汗腺の詰まりと汗のたまり汗腺の詰まりによる炎症
症状透明な水ぶくれ、
初期はかゆみは少ない
破れると激しい痒みが生じる
赤いプツプツ、
強いかゆみがあることが多い
できやすい場所手のひら、足の裏首、背中、肘の内側、膝の裏など
治療法冷却、かゆみ止め、
必要なら皮膚科受診
冷却、かゆみ止め、
必要なら皮膚科受診
かゆみ初期はかゆみは少ない
破れると激しい痒みが生じる
強いことが多い
ポイント
• 水ぶくれ→汗包か水晶様汗疹(どちらもかゆみは少ない)
• 赤い発疹でかゆい→あせもの可能性が高い
• 手のひら・足の裏にできるのは汗包が多い
ケアの共通点:
• 汗をこまめに拭き取る
• 通気性の良い服を着る
• 汗をかいたらすぐシャワーで流すかタオルで拭く
• かゆみが強ければ薬を使用し、治らなければ皮膚科受診

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